さらにゾロタリョフに成りすました登山者が嘘を言ったとか、雪崩のせいだとかいう説もあった。
「グループは(テントから)50メートル離れ、岩の尾根に向かった。
亡くなった9名の遺体の内、2人に頭蓋骨骨折の跡があったり、もう2人には肋骨の損傷、そしてもう1人は舌を失っていた形跡が見られていたそうです。
だが、数日の遅れならば仕方ないこととされていたが、1週間経っても電報は送られてこなかった。
実は、2019年に発表されたロシア当局の調査結果でも9人は主に 「雪崩によって命を奪われた」とされていました。
冬山でのこのオトルテン山の踏破難易度はかなり高いものでしたが、グループメンバーの経験値からすればそこまで問題となる事はないとメンバー全員が判断していました。
話としてはとても面白いんですが、現実的なことを考えてみると、そぐわない点がいくつもあります。
その後、凍死してしまった5人のメンバーは、低体温症による 矛盾脱衣に襲われ、 衣服を脱衣。
4人はほかの遺体と違い着衣しており、最初に亡くなったメンバーの服を残りのメンバーが身につけたものと考えらる。
だが、2月1日を最後にディアトロフがシャッターを切ることは2度となかった。
この日、一行はホラチャフリ山の東斜面にキャンプを設営し(ホラチャフリはこの地に暮らすマンシ族の言葉で「死の山」を意味する)一夜を過ごそうとした。
謎を暴いたのは 映像ジャーナリストのドニー ・アイカーさん。
また、登山を終えるとされていたのは2月12日でしたが、それを知らせる電報はありませんでした。
なだらかに見えたのは起伏に富む地形が雪に覆われていたからで、実際には30度近い傾斜があった。
テントが無残な姿で放置されています。
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