「ご多幸」は複数人の相手に対しても使える 「ご家族の皆様のますますのご多幸をお祈り申し上げます」という例文のように、「ご多幸」は個人が相手の場合だけでなく、複数人が相手の場合でも用いることが可能です。
「ご清栄」は、個人や会社などに対して使用できますが、「ご健勝」は、あくまでも個人に対しての表現なので、会社や団体に対しては使えません。
2017年も良い年になるよう体調に気を付けて張り切って新年を迎えたいところです。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
しかしながら社風などによっては上司との距離感も考慮してお祝いの言葉を選ぶ必要もあります。
お二人の前途を祝し、ご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。
RE02 定年・退職・転職 長年の御勤務お疲れ様でございました。
長年のご功労に敬意を表し、感謝申し上げますと共に、 益々のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。
・落ちつかない状況ではありますがどうぞご無事でお過ごしください。
他にも「失う」「倒れる」「衰える」「残念」などが忌み言葉にあたります。
お二人の末長いご多幸とご一家のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
つまりこの言葉を送る相手が「健康でいて幸せで暮らしていてよかった」ということを祝っている言い回しなのです。
マナー違反ではありませんが、送る側が忙しいことをわざわざ伝えているように受け取る人もいるので、目上の人には避けた方が良いでしょう。
「ご清栄」は、相手の健康や反映を願う言葉で、会社でも個人でも使用できますが、「ご健勝」と使い分けるためには、会社や団体用に区別した方が間違わないでしょう。
そのため、目上の人に対しては使用を避けた方が良いでしょう。
今後とも変わらぬお引き立ての程、宜しくお願い申し上げます。