「変更履歴」の消し忘れに要注意 前回に続いて、架空の中堅商社に勤務するヨコノさんとキムラ君の会話に耳を傾けてみよう。
「すべての変更を元に戻し、変更の記録を停止」を選択した場合はそこで変更の記録を終えるため、反映を実行後に変更した分の履歴は残りません。
[セキュリティセンターの設定]ボタンを押し[プライバシーオプション]を選択。
エビデンスや参考URLのメモ代わりに使うのにも便利です。
178• 変更履歴の記録といっしょに利用されるのが「コメント機能」です。
「貼り付け先によってコメントの扱いは変わる」ということを覚えておくとよいでしょう。
最終確定版をクライアントなどに送る場合は、必ず 変更の承諾もしくは変更を元に戻した状態であることを確認してからにしましょう。
ただしコメントの場合は、コメントもコピペされます。
印刷プレビューで「設定」の一番上にある「印刷範囲の設定」を開きます。
ヨコノさんの会話にあるコメントとは、文書に挿入するコメントのことで、「校閲」タブにある「新しいコメント」で追加できる。
ほら、他社の企業名まで。
オプションでコメント・変更履歴の表示・非表示を切り替えることができますが、これはそのパソコンのみの設定を切り替えるもので、ファイルそのものの設定ではないので、別のパソコンがコメント・変更履歴を表示する設定だと見えてしまいます。
BさんからAさんに原稿を戻す場合など、変更履歴の記録が不要になった段階で、再度「 変更履歴の記録」をクリックすれば、それ以降の変更は記録されません。
ワード文書の変更履歴は、吹き出しの方式(削除した文字が右側に吹き出しで表示される)が都合がよいので、 常に吹き出し表示を利用しています。
190• より重要なことは、変更履歴の記録が有効になると、「元の文書」が保たれたまま、たくさんの「変更履歴」が記録されるということです。
説明しておいて何ですが、設定によって表示が複雑に変化するので、正直、分かりづらいと思います。