繭期のキキたちは『LILIUM』を思い出させる白一色のフリル盛り沢山の衣装。
考察や分析に付き合ってくれる相手もいないから、誰かをTRUMP沼に引き入れたい。
何だこの感想。
駒澤大学文学部国文学科卒。
TRUMPシリーズ過去作を一切観ていなくても、観ていないからこその感想を持てるっていう確信しかない。
例えば、ダリ邸でジャック・ブレアと春林たちが出くわすシーンでは、「うなじにささる強烈な視線……!」やら「やぁだ、どこ見てんのよ!」やらまくし立てていて、時々春林役のさんが本気で噴き出してるように感じた。
個々の芝居はふつう短篇で、複数本立てで上演されることが多かった。
その秘密が明らかになるとき、彼女の〈復讐〉が始まる(「感応グラン=ギニョル」)。
春林「ちょっとお時間よろしいですか」 観客、戸惑う。
もう、スー可愛すぎでは……。
不死の男から斬り落とした腕を別の人間に繋げた場合、不死の要素は受け継がれるのかといった具合に一つ一つの可能性を追求していく。
ある人物が舞台上で導き出される前に、観客の大多数はその答えに辿り着いていただろうし。