ガルブレイスが言うように、それを予測することは非常に難しいのですが、ヒントになる指標はある。
その後もこの時期ほどの急上昇はないまでも、ミニバブルとでも言うべき状況が起こりました。
毎月同額を投資することで、株価が乱高下してもリスクを分散でき、つみたてNISAを活用すれば節税にも繋がります。
マグマがたまればたまるほど、その反動は深刻なものになると。
竹中平蔵 『竹中教授のみんなの経済学』 幻冬舎、2000年、51頁。
ITバブルは、シラーPERが79カ月にわたって25倍以上で推移した後に崩壊し、リーマンショックでは52カ月が経過したところで株価が暴落している。
一般に、その時期は1989年12月29日、株式市場で日経平均株価が38,915円という歴史的高値をつけた時とされています。
バブルの時期はいつからいつまでか 1985年9月、日本にとっては歴史的な好景気「バブル景気」が始まるきっかけとなった出来事がありました。
わずか3年間の間に3倍近くも株価が急騰しています。
バブル相場は、崩壊しないとわからない 株価が上昇すると「バブル崩壊だ」などといった風潮が出ますが、僕自身バブル相場は終わらないとわからないと考えています。
それでは、FRBの金利のデータをみてみよう。
竹中は「もちろん、銀行の貸し出し態度と借り手側の事情の変化の両方に問題があるが、金利を見る限り銀行が貸し渋りをしたというより借りる側が減った、資金需要が減ったと解釈すべきである」と指摘している。