それだけに、みんながバラバラになってしまう最終回はとても切ないものでもありました。
そして主人公本田透が3年間過ごしていた草摩家の家からの別れでは草摩家で暮らしていた日々を思い出したり、一緒に暮らしていた草摩由希からたくさんの感謝を述べられたりして泣いてしまいますがそれでも最後は笑顔で「いってきます。
そして、自分自身に「いつでも母のことを一番好きでいる」と言い聞かせ、母よりも大事な人は作らないと誓って自分の気持ちに蓋をしてしまいます。
だからこれからも透には幸せでいて欲しいと、心の底から願うのでした。
(現在3巻まで発売中) 2021年5月現在、人気の電子書籍サービスで「フルーツバスケットanother」の取り扱い状況をまとめました。
そして、今まで見え隠れしていた草摩の当主であり、絶対的な存在・慊人(あきと)が、透の前に現れました。
そこで描かれる未来の姿は、幸せと希望を感じさせてくれるでしょう。
美音はそんな綾女に倣って、透やこの後旅立つことになる由希に衣装を選ぶのでした。
生徒会役員に任命されたことと、睦生やはじめと知り合ったことで、他人との関わりが次々と生まれてくる彩葉。
けれども彼女は大怪我をした。
依鈴が気になるのはやっぱり恋人「撥春」のこと。
自分のやったことを見てくれて、良いことは褒めてくれる。
なのに嘘だろ。
そして、二人が最も欲しかった「家族」を得ることができた喜びに共感することができました。
偶然、草摩家に伝わる十二支の秘密を知ってしまった透は、夾(きょう)も含めた4人で生活を始めます。
どうしても夾を誤解させるセリフが必要だったんでしょうけど、ここで「許さないから。