この点、において「同一疾患に起因した一連の再手術の場合には、『初回の手術のみ』が評価対象となる」とされています(関連記事はとと)。
内視鏡による胆道・膵管に係る治療である• 開頭により頭蓋内に達する方法による手術である• 今後の中医協論議を注意深く見守る必要があるでしょう。
看護必要度の項目や基準値を見直し、C項目に追加される検査・手術を明確化 すでに明らかにされているとおり、急性期一般入院基本料については、実績評価指標である「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)について、項目や基準値の見直しが行われます。
2016年度改定では、手術などの医学的状況を評価する「C項目」が新設されました。
しかし、この改定を受けても「急性期後患者、しかも自院の一般病棟からの転棟患者」受け入れに偏っている施設がある」ことが改めて確認され、今後、中医協で具体的な対策が検討されます。
しかしながら、病院の全体像を把握する上で、また人員確保における統一化を図る上では重要なツールですので、今後は早期に病院・医療従事者・患者すべてにとって最適となる評価基準の確立を図ってもらいたいものです。
まず(1)の急性期入院医療では、何といっても「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)が注目されます。
評価項目 現行 改定案 開頭手術 7日 13日 開胸手術 7日 12日 開腹手術 4日 7日 骨の手術 5日 11日 胸腔鏡・腹腔鏡手術 3日 5日 全身麻酔・脊椎麻酔の手術 2日 5日 救命等に係る内科的治療 2日 5日 すべての項目で大きく値がかわっています。
【留意点】 ここでいう創傷とは、皮膚・粘膜が破綻をきたした状態であり、その数、深さ、範囲の程度は問わない。
次の手術は含まれる(ただし、軟骨のみの操作、開窓・穿孔のみの操作は対象とならない) ・頭頸部の骨の切除 ・移植を要する手術(K320アブミ骨摘出術・可動化手術など) ・K439下顎骨悪性腫瘍手術 ・K442上顎骨悪性腫瘍手術 C5 胸腔鏡・腹腔鏡手術(5日間) 【項目の定義】 胸腔鏡・腹腔鏡手術は、胸腔鏡下に胸腔に達する手術(縦隔に達するものも含む)又は腹腔鏡下に腹腔・骨盤腔内の臓器に達する手術(後腹膜腔の臓器に達する場合も含む)が行われた場合に評価する項目である。
なお地方厚生(支)局等向けに開催している説明会については、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するために中止。
【選択肢の判断基準】 「 なし」 専門的な治療・処置を実施しなかった場合をいう。
・患者さんの状態がわかりやすくなる ・看護記録などで残しておく 「根拠となる記録」が要らなくなる の2つです。
誠に申し訳ございません。