下級財とも言います。
上級財は実質所得が減少したときに消費量も減少しますが、劣等財の場合は実質所得が減少したとき消費量が増大します。
これらの空気や食塩は、所得が増えても消費量が変化しないと考えられるため中級財の例だといえます。
下の図を見て下さい。
所得が減少したとき、予算制約線は傾きを変えず、内側(左)にシフトします。
ギッフェン財と劣等財はしばしば区別され、ギッフェン財は一般的な劣等財とどう違うかを問われる問題が多いので、この点はきちんと押さえておきましょう。
上級財は、所得が増えたときに需要が増える財です。
こんな感じで所得が増えたときにもやしの消費量が減りました。
反対に、所得が減って所得の変化率がマイナスのときは、需要の変化率は需要が増えプラスになるので、需要の所得弾力性はこの場合も負(マイナス)になります。
上記の図のマンガという財 X財 が「上級財」かどうかの判断の仕方として、マンガの価格が下落 1冊500円から250円 したときに、点Bから点Cへのシフト 所得効果 において、需要量が増加した場合、マンガは「上級財」であるといえます。
・上級財 正常財 上級財とは、実質所得が増加した場合に、それに伴って需要量も増大する財のことをいいます。
つまり、「」も「所得が増加した時に、消費が減少する財」になります。