ふるふると首を横に振ると、本当にいいんだよ、と孤爪さんは呟く。
裏については、するかしないかまだ未定と記載していましたが 裏も書いていくことになりました。
僕もそれに従った。
怖気づいてどうする。
「月島は教えたことはすぐ吸収するし覚えもいいから教えがいがあるよ」 「そんなことないですから」 まだまだ皆には敵わない。
この人に暗い顔は似合わない。
孤爪さんには孤爪さんの弱さがある。
僕のいる組はいわゆる正統派ってやつで、クスリはもちろん一般人に手を出すようなことはしない。
目は離さないで。
彼ほどまでに、とはいかなくても、せめてもう少し、もう少し…。
だけど、口調から察するに、孤爪さんはあまり銃を撃つのがおまり好きではないみたいだ。
そしてもう1人の誰かが、下っ端を倒し終わった僕を守るみたいに側にいる。