『体系古典文法』は高校古文の文法書として幅広く認知され使用されているはずなんだけど、このことについて知っている人ってどれくらいいるんだろう。
) これは有名な「いろは歌」を漢字仮名入り混じりにしたものと、その口語訳だ。
今後、永い付き合いになること必至の古典文法体系書です。
驚くことに、これだけ形も巧妙で美しい歌なのに作者については明確にわかっていないらしい。
う〜ん、どうなんだろう。
なんか四方からよくわからない葉っぱが伸びているけど、何の葉っぱなんだろう、大麻かな? などど思っていた矢先、すごいものを見つけてしまった。
こんな疑問はこの書がないと一生解けなかったはず。
そもそも「いろは歌」はすべての仮名を一度ずつ用いた七五調四句四十七時の歌のことで、『涅槃経』の「諸行無常、是生滅法、生滅滅已、寂滅為楽」の和訳だとも言われている。
帯にも示されていますが、モダリティ、テンス、アスペクト、ヴォイスなどといった言語学的な文法用語で解説がなされていますので、ちょっと素人さんお断り的なムード。
あれだけ読みやすい『体系古典文法』を、これ以上どう改めるというのだろうか。
なによりあのなんとも言えないデザインが良いですよね。
あなたのおうちはどこですか。
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