見ざる言わざる聞かざるという教訓やことわざは、自分にとって都合の悪いものを受け入れないことや、保身のために余計なことに関心をもたないほうが良いという意味で誤用されることもあります。
口に出したときのリズムの良さを考慮して、四猿から三猿だけになったのだという説があります。
インドのマハトマ・ガンディーは、いつも三猿の像を身につけていて、「悪を見るな、悪を聞くな、悪を言うな」という教えを授けたといわれています。
三猿の意味と由来とは? 三猿は 「さんざる」「さんえん」と読みます。
実際に行って見た人が、ひとつひとつを指さしながら、「見ざる」、「言わざる」、「聞かざる」と声に出して言っている光景が思い浮かびます。
私の友人で、ある研究所の「シミュレーションセンター」というところで働いている方がいらっしゃいますが、私はその友人の名刺やウェッブサイトには是非「シュミレーションセンター」と書くことを勧めています。
その中に、庚申(こうしん)信仰、というのがあり、猿は神様の使いとされています。
人間の身体の中には、三尸虫(さんしちゅう)という虫がいて、この虫が60日に一度めぐってくる庚申(こうしん=かのえさる)の日の夜、眠っている間に天界にのぼり、天帝にその人が犯した罪を話し、それによってその人の寿命が決まるといわれています。
A post shared by kyoco13k on Nov 24, 2018 at 3:53pm PST 「見ざる言わざる聞かざる」といえば、日光東照宮にある有名な猿の彫刻ですよね。
三猿の像は、横一列に並んで作られるのが一般的で、左から順に… 目を押さえた猿 見ざる 、口を押さえた猿 言わざる 、耳を押さえた猿 聞かざる に対応しています。
それは、 「人は自分にとって都合の悪い事柄や、相手の欠点を見たり、聞いたり、言ったりしてしまいますが、それは しないほうがよい」というものです。
JR日光駅・東武日光駅よりバスで「中禅寺温泉」または「湯元温泉」行きで5分ほど。