電気的な遮断には、すでに記したように、切開して縫合する、焼灼する、冷凍凝固する、という3つの方法がありますが、ニューハート・ワタナベ国際病院では、その中の冷凍凝固する方法を採用しています。
洞調律維持と心拍数調節比較で死亡率、脳梗塞発症率、心不全発症率などに差はなし。
ただし、心房細動をなくす根本的な治療法でないため、これで心房細動が止まったとしても、すぐ(数秒~数時間内に)再発する人がいます。
この治療法では 根治が期待できますが、長期間持続している心房細動ほど治りにくく、治療に伴う合併症のリスクもあります。
近年、ワルファリンに代わり、副作用や食事との関連などの面からも簡便で安全に使用できる 新薬が使われるようになりました。
心室細動が起こったら、すみやかにAED(自動体外式除細動器)で電気的な刺激を心臓に与えて、心臓の動きを正常な状態に戻すことが重要です。
心房が異常に細かく動くことで、血液を全身に送り出す効率が悪くなってしまう• 時には失神する場合もあります。
ストレス、喫煙、過労、暴飲暴食、睡眠不足といったものが、心房細動を引き起こすのです。
どの抗凝固薬を選ぶかは、腎機能、肝機能、年齢、もともと持っていた心臓病などを考えて決めます。
持続性心房細動の場合には、心房細動のままで心拍が速すぎることがないようにコントロールする薬を使って治療することがあります。
一つは、房室結節の調節機能がうまく働かない人では、心室の動きが速くなって頻脈になることです。
心房細動の治療方法 心房細動の治療法には、大きく薬剤療法と非薬剤療法があります。