」というキャッチフレーズが、時刻表の「旅立ち」を暗喩していて、少し寂しい気分にさせられます。
デジタル化の流れの中、全日本空輸も1月に発行を取りやめており、日系大手航空会社2社の紙の時刻表は役割を終える。
日本航空が1951年から発行を続けてきた紙の時刻表が5月末まで配布中の冊子で最終号になる。
ただ、紙の時刻表を眺めていると、次の旅を構想するのに役立ちますし、思わぬ路線を発見して試してみたくなることもあります。
納期に追われ、お客様に誤った情報を伝えるわけにはいかないという緊張感があった」と振り返る。
最後の冊子版には、表紙に「最終号」と記されています。
時刻表はオンラインでの検索のみとなり、PDF版のダウンロードサービスもなくなります。
JALはPDF用の時刻表を印刷用として存続するようです。
1951年発行の創刊号と54年発行の日本航空の時刻表=日本航空提供 日航は51年、運航開始に合わせて最初の紙の時刻表を発行した。
廃止について、三浦さんは「海外の航空会社は既になくしていて、時代の流れなのかなあという思い」と話している。
画像:ANA JALは5月版で終了 JALは、国内線は、2021年5月までの運航スケジュールを掲載した号が最後で、6月版より廃止となります。
空港や旅行代理店、ホテル、ゴルフ場などに置かれ、無料で配っていた。
紙の消費量抑制による環境への配慮、パソコンやスマートフォンの普及に伴う需要減少を理由に挙げる。
JAL、ANAの大手航空会社2社は、時刻表を冊子にしており、最大で約70ページにも及ぶボリュームです。