ゴナドトロピンはクロミフェンよりも効き目が強い薬剤で、卵巣にたまっている多数の卵胞が一度に発育することで、卵巣が腫れて腹部や胸部に水がたまる卵巣過剰刺激症候群 OHSS を起こす可能性があります。
2)卵巣の超音波検査で診断します。
補足 このように卵巣に小さな水がたまった袋が多数あって、少なくとも片方の卵巣に袋が10個以上あると多嚢胞卵巣と判断されます。
もしも、いま飲んでいらっしゃる葉酸サプリを真剣に選んでいなかった方、もしくは実はまだ葉酸サプリを飲んでいなかった・・・という方は実際に多嚢胞性卵巣症候群の私がをご覧いただければと思います。
卵巣の変化 多嚢胞性卵巣 PCOS 患者さんは卵胞「嚢胞状変化」、卵巣の「腫大」、「白膜肥厚」変化のいずれか、もしくは全ての症状を伴います。
症状が軽度かつ若い年齢の患者さんであれば自然妊娠することもありますが、一般的には専門の医療機関にて後述の治療を行っていきます。
毎日注射のための通院が厳しい場合は、医師の指導を受けた上で自己注射を行うことも可能です。
ですので、排卵を促すような治療を行います。
1つの卵巣に100個近くの卵胞ができたケースも報告されています。
ただし、インスリンをコントロールしたり、ホルモン治療によって排卵を促す治療が可能なので、基礎体温や排卵検査薬で、排卵がおきていないことが確認できたら早めに医療機関に相談することをオススメします。
受診の回数が少なくなる• 血糖を下げる作用のある薬を投与する 多嚢胞性卵巣症候群は肥満との関係も深い疾患で、肥満がある場合は血液検査でインスリン抵抗性がみられることがあります。
メトホルミンの服用によってインスリンの過剰な分泌を抑制できるため、男性ホルモンの増加を抑えられて無排卵など排卵障害の改善が期待できます。
治療 診断方法にあるように多嚢胞性症候群と診断される人は月経異常がある、すなわち排卵がうまくいっていないので、しっかり排卵させる治療をする必要があります。
男性ホルモンが増えることで毛深くなったり肥満症状が引き起こされる場合もありますが、患者さんの大半は遅かれ早かれ高確率で不妊症に悩まされます。