なのでワザワザ舟としているのは、次のようになことがあるからです。
すると、 呉人と越人は協力しあって舟が転覆しないように助け合ったのです。
普段は仲が悪くても、協力し合おうというような時に使うと本来の意味が生きてきますよ!! さて今回は長くなりましたけれど、 呉越同舟について調べました。
互いにいがみ合っていた薩摩藩と長州藩は倒幕、新政府樹立を達成するために坂本龍馬の仲介によって薩長同盟を結びました。
撃其首則尾至、撃其尾、則首至、 其の首を撃たば 則 すなわち尾至たり、其の尾びを撃たば則ち至たり、 その蛇の首を攻撃すれば尻尾が反撃を行い、尻尾を攻撃すれば頭から反撃が飛んでくる。
これが「敵味方が同じ舟に乗る」という意味になり、転じて呉越同舟を表すようになりました。
敢問、兵可使如率然乎。
由来については、漢文を紐解いていきましたね。
Woes unite enemies. 「呉越同舟」の英語表現 呉越同舟の英語表現は意味によってちがってきます。
船頭がなすすべもなく途方に暮れていると、さっきまで目を背け合っていた呉と越の人たちが立ち上がります。
そして「in the same boat」は「同じ船の中」ですね。
ここであえて問おう。
「呉越同舟」の「呉」と「越」は、どちらも中国の古い地名です。
実際に、ビジネスの世界やスポーツの業界などでも共に力を合わせることで大きなことが成し遂げられることもあり得ます。
たとえば離婚寸前の不仲だった夫婦が、災害復興で協力するうちに助け合うことの尊さを再認識して、よりを戻したといった話は枚挙にいとまがありません。
「今日試合する2チームが同じ新幹線に乗り合わせるなんて、呉越同舟だね。