Maybe it is just me, but I found it harder to follow the narration or to place the events in their chronological order. This was to me the best part of the book. ということで、ここからは「殺人犯はそこにいる」を読んだ感想を、ネタバレ要素ありで書き綴っていこうと思います。
当時、鑑定が可能だった「DNA型」が一致する人間は1000人に一人と言われており、被害者の遺体に付着したDNA型と菅谷さんのDNA型が一致したことで、有罪判決が下されることになりました。
そして警察は、真犯人を知っていながら逮捕せず野放しにしている・・・まるでドラマのような話だ。
そこで清水潔さんは、菅谷さんのDNAを手に入れ、当時行われた手法を最新の技術でもって再鑑定を行ったのです。
その小さなサークルの中で、一七年の間に五人もの幼女が姿を消しているという事実を知ったらあなたはいったいどう思うだろうか。
しかし菅谷さんが何度もDNAの再鑑定を訴えても、裁判所が応じることはありませんでした。
ノンフィクション• 最新技術でDNA型を再検査した結果、一致せず 有罪の決め手となったもう一つの証拠である「DNA型判定」も、調べを進めていくとかなり正確性の低い鑑定結果であったことが明らかになります。
本を買う前に分かることは、「税込で810円であること」「500ページを超える作品であること」「ノンフィクションであること」の3つだけ。
この本を、「少しでも多くの人に読んで欲しい」として「文庫X」などという売り出し方をした理由がよく分かった。
「菅家さんにも僕は言ったんです。
「俺はな、実は山崎さんの冤罪を証明することに興味ないんや。
血の通った人間であれば、本書を読んでアツくならないわけがない、そんな1冊です。
Overall, I loved this book and it is a must read if you are interested in wrongful convictions and miscarriage of justice in general. 四宮氏は「未解決事件の真相解明に向けた動きの一助になれば、との想いがはやり過ぎたかもしれないと反省しております」ともツイートしており、現在の状況が内部で問題視されていることは間違いないだろう。
Journalist Kiyoshi Shimizu started investigating the Sugaya case in 2007. 何しろ、今回をきっかけに『殺人犯はそこにいる』の存在を、ひいては足利事件に潜む本当の問題を知ったのだ。