場面変わってルーカスとアタナシアのティータイム。
思わずアタナシアがボートから身を乗り出すと、クロードがアタナシアの腕を掴み、濡れるからと止める。
今、そんなことを言っている場合!?ジェニットは今溺れているんですよと大声で陛下に言いました。
そこまで話した時、病で弱ったダイアナを思い出しました。
イゼキエルは話を中断させ、今日は久しぶりにジェニットの外出が許可された日だから、遅くなる前に用を済まそうと言い、席を立つ。
より安全な船遊びをお楽しみいただけるよう、大きな船をご用意しております。
残されたジェニットのところには、魔力補充しなきゃと言っていた 、あの黒髪の男性が。
ジェニットはショックで俯きながら自身の指輪に触れ、平凡な青い眼から宝石眼に戻るが、次同じことをすれば厳罰に処すと言われ、また元に戻す。
捕まえたらただじゃおかねぇ・・・目的はわからないけれど、ひょっとしたらお前の魔力の暴走も関係しているかもしれない・・・やり口が似てるんだというルーカス。
『レディーマグリタ!!』 ジェニットが船から落下し、アタナシアは悲鳴をあげます。
コイツ・・・金に対する執着が尋常じゃないな・・・結構難しいのに・・・。
血の繋がりを喜ぶ彼女に、それぐらいで嬉しく思うものなのかと、ルーカスは家族という存在について考える。
その話は別で書くことにして、一旦今後の展開予想してみます。
アタナシアの命の恩人です。