ST上昇 急性心筋梗塞の時に見られる波形です。
今回は、 心疾患の心電図の2回目です。
心不全や低蛋白血症などにより、全身に浮腫みを来している場合も、皮膚の電気抵抗が高まり低電位差となります。
まず、心室の起電力が低下したとき、電池なら電圧が低下したときです。
心筋の病気の存在が考えられます。
上室頻拍(発作性) 心臓の上室(心房や房室接合部)に余分な電気経路ができていて、その回路を使って伝導の空回りが急に起こる状態です。
4-2 ST低下(中等度) 狭心症等に伴う重大な所見の可能性がありますが、痩せ型の若い健康女性にも見られる所見です。
陰性T いんせいてぃー 心電図波形のT波は収縮した心臓が元に戻るときにできる波です。
軸偏位 じくへんい 心臓の筋肉が働く時に流れる電流の方向のことを平均電気軸といいます。
心房と心室が独立して電気刺激が発生しています。
R波増高不良 あーるはぞうこうふりょう 心電図波形のR波(上向きの幅の狭い波)は、胸の左側の電極で記録した方が、胸の真ん中付近の電極で記録したものよりも大きくなるのが普通です。
症状や、背景(年齢、生活習慣、持病、etc. 不完全右脚ブロック 右脚の電気の流れがわずかに障害されていますが、伝導時間は正常範囲内に保たれており問題のない状態です。