天国にいった2匹のうち1匹は13歳で腎臓の病気で点滴を続けたが治らず、1匹は25歳で病気が高齢になって出たものの長生きして天国に。
まず、表紙からしてかわいいですね。
いつものように学校へ通い、友達と遊ぶ日々は、ある日突然変わってしまった。
私は何かを思い出すとき、その姿や音よりも、匂いで思い出すとよりはっきりと思い出すことができます。
ニケと生活する中で、ぼくは色々なことを 学んでいく…。
自分自身の生活をきちんとして、いつ猫が来てもしっかりお世話ができる余裕を持ちたい。
その猫は今は大人で、去勢手術も受け、責任を持って育てられている。
成長とともに、両親と意見が食い違うことが多くなってきた などなど。
家族で「強制立ち退き」しなければならなくなったのだという。
」と投げ出し、かわいそうな動物を増やさないで欲しい。
保育園児で、特技は「鼻くそばく だん」。
仁菜と玄太に、猫を飼うことの責任を伝えたり、 雅の過去をそっと教えてくれる。
しかし、私がこの本を読み、考えさせられたテーマは、著者の意図したものとはだいぶ違うところになってしまったようだ。
ジャンルでさがす• ・ペットの飼い方とその向き合い方、責任のとり方とはなにか? ・自分が捨て猫を見つけたらどうするか? ・ペットの幸せとはなにか? ・気の強い幼馴染みの裏にある親子関係や抱えている問題についてどう思うか? ・思春期寸前の自意識過剰な時期に自己保身で誰かを傷つけていないか? ・お父さんやお母さんを一面だけじゃなく、良いところや悪いところがあると知っているか? ・大切な問題は親が決めつけるのではなく、親子で話し合えているか? ・責任をもって飼えないなら拾うべきじゃない、ではどうしたら良いと思うか? ・命が消えかかっている動物に安楽死するか治療するか? ニケを取り巻く玄太が主人公ですので、仁菜の登校拒否や母親・雅との確執は深く掘り下げなくても良いかもしれません。