前距腓靭帯や踵腓靭帯が損傷していると、距骨の内反制動ができないため、不安定性が生じる。
踵骨(ショウコツ) かかとの骨。
前距腓靱帯は底屈時に伸張され、背屈時はゆるみます。
脛骨くるぶしの機能を説明する際に、すでに腓骨くるぶしの機能について説明しました。
名の通り距骨の下の踵骨との関節で、距骨自体に筋肉の付着はなく、距骨下関節を支えるのはいくつもの小さい靭帯だけです。
それぞれ痛めた際に特徴があり、どれを痛めたかによって治りやすさが違います。
人の足の上や不整地などに着地してしまったときに捻りやすいのがこの底屈+内反の方向で、内反捻挫の中でもこの前距腓靭帯を損傷することが最も多いです。
いつから普通に歩けるの? A.基本的には1日目から歩行可能です。
距腿関節や距骨関節はこちらで詳しくご紹介しています。
脛骨と腓骨(または腓骨)は 脚の骨格を構成する骨です。
足首より足の甲に近い部分で距骨と立方骨に加えその隣にある舟状骨の三つの骨をつないでいます。
すなわち靭帯が伸びた状態であると言えます。
腓骨にくらべ体重を支える役割が大きいです。
同じ外くるぶしの捻挫でも受傷レベルと痛めた靭帯により固定方法も固定期間も異なる。