何も企んでいないことを伝えるエレニカ。
ルボブニ王国の姫。
エウレディアンの洗礼名を確認しようとしたエレニカに、足音が近づいてきます。
その日からエウレディアンは今まで以上にエレニカの体調を気遣い過保護に接した。
未来の旦那様!? エレニカは頭を整理します。
エレニカからはお父様と呼ばれている。
会いたかった・・・とエレニカの口をついて自然と出た言葉。
どれが似合うかわからないと駄々をこねるエレニカに、全部宮殿に送ると言うエウレディアンの言葉に店主も驚き目を丸くします。
エレニカは、エウレディアンをぎゅっと抱きしめかえすと、 「ずるいよ」と呟きました。
エウレディアンは焦りながらエレニカの肩に手を置きます。
さすがソルレアは狡猾で抜け目ないですね…! こんな人が近くにいたらエウレディアンは確かに疲れそうです。
はたしてどうなってしまうのでしょうか。
「陛下はいつも私を疑っていらしたではありませんか」 ソルレアは、エウレディアンには確信がないことを指摘します。
しかし、まだまだ問題は山積みです。