2つの意味があるので、続く言葉に注意して意味を確認しましょう。
いとおかしの意味2:優れた いとおかしを「優れた」意味として表す場合には、「いとをかしき琴の音」ならば現代語訳では、「とても見事な琴の音が聞こえてくる」になります。
夏の「いとおかし」 夏の原文では「夏は夜 月の頃はさらなり 闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる また、一つ二つなどほかにうち光て行くもをかし 雨など降るもをかし」最後にをかしが使用されています。
3、趣がある。
現代語訳 秋は夕暮れ(が良い)。
5、情が深く、細やか。
言うまでもなく、雁などが連なって飛ぶ様子が、とても小さく見えるのは、たいへん趣が深い。
いとわろし。
日本神話の守護獣・動物神を通しても昔からの言い伝えや歴史を知ることができ、現代の生活にもつながっているので面白いですよ。
現代語に訳すると、「逢坂の歌は、あなたの歌におされて、うまく返せませんでした。
徒然草ではユーモアや皮肉を交えながら、様々な事柄が綴られています。
枕草子の冒頭では、清少納言が春夏秋冬それぞれに感じる趣を場面ごとに描写しています。
」を使った表現 『徒然草』 かくてもあられけるよとあはれに見るほどに 【現代語訳】 このような(寂しい)ありさまでも住んでいられたのだなあとしみじみと心打たれて見ているうちに。
お祭りにそなえて、女の子の身支度を整えているうちに、大騒ぎをするほど楽しみになる様子が描かれています。
当時の言葉を理解することは、当時の人々を理解することに繋がります。
そこで今回は、平安貴族の万能フレーズ「あはれ」と「をかし」の違いを紹介したいと思います。