それから、第2章は、セリフの連続です。
それを取ると、茶色い紙に、バトンとリボンのパターンが印刷されている。
水戸はすでに再婚もしているため、優子はあえて結婚のことを報告しないことを決めます。
実父というものは、娘が、どんな男を連れて来ても、結婚相手として、だめだとは言えませんし、言いません。
親が替わっていく中で、私はそれを知った。
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帰ってその話を森宮にして、優子は思います。
読めばわかるのですが、これは彼女の見栄や強がりでは決してありません。
本屋うろうろする!最新の本を読む!てほど読書好きじゃないから、これが一番効率いいんだぁ・・こんな事言うと本好きに怒られそうですが。
彼は、優子の父親になれたことに感謝していました。
親がコロコロ変わってしまう子はかわいそうだという、思い込みがそこには存在しているが実際はそうとは限らない。
そんな優子が結婚相手に決めたのは、自分が一緒にいて安心できる相手、自分の好きなものを持っている相手。
これは僕自身も強く実感していることで、もちろん自分の子どもは可愛いのですが、妻はあくまで他人であり、二人に注ぐ愛情に変わりはないと思っています。
この本はその価値観を変えてくれました。