セクシャルマイノリティというのは、非常に繊細な話題であり、当事者やアライ(LGBTを理解し支援する人)に話を聞きたいこともあるでしょう。
中には結婚している人もいる ノンセクシャルの人には、自分の性癖を相手に伝えて「友情婚」という形で結婚している人も少数ながら存在します。
ノンセクシャルの私には、その違いがありません。
「危ないよ」と自転車を避けるように手をひかれても、感じたのは「ああ、触られているな」という実感だけでした。
ノンセクシャルの恋人と付き合うには 好きな人に告白された際に、ノンセクシャルである事をカミングアウトされた、または付き合っている内に相手がノンセクシャルである事を自覚した場合には、一般的な恋愛観を持つパートナーはどうすれば良いのでしょうか? よく話し合う これまで解説してきたように、ノンセクシャルである人と付き合っていくのは障害が多く難しい事でもあります。
彼と会っていて話しているときは楽しいのですが、家に誘われそうになったりすると 怖くなり最近では会うのも嫌になってきてしまいました。
拒絶反応を示すほど、ふれあいに嫌悪感を得ている訳ではなく自分の中で性的な関わりを必要であると思えないので、恋人であっても触れ合いたいという欲求がありません。
そのため、相手を求める事も普通だし相手に求められる事も普通と思ってしまう為、どちらにも非がなく心苦しい思いをしてしまう事も多いです。
しかし、日常的に全員が性的欲求を持ってパートナーと過ごしているという訳ではないことを忘れてはいけません。
話している本人にアウティングしている自覚がなくても、ノンセクシャルである事に悩んでいる人からすると、そのアウティングで受ける傷の深さは計り知れないものです。
ノンセクシャルの人は、カミングアウトするとときどき「いつからノンセクシャルになったの?きっかけは何?」と尋ねられたりします。
ノンセクシャルであるということは、他人に取っては普通のことではないという自覚は嫌でもしています。