したがって、「働く」は「目的達成のために動いていること」で、「務める」は「役割を引き受けること」です。
現在では、常用漢字表に「務める」と「勤める」が明確に示されたため、多くの新聞・通信社では新聞用語集などを作成し、「つとめ る 」が「任務」なら「務める」、「勤務」なら「勤める」として使い分けしています。
ただ、自分から自発的に行う仕事、例えば、自営業者などの仕事に就くことは「勤める」とは言いません。
「勤める」が使われる時には、「企業や組織」という大枠が念頭に置かれています。
表現方法は「司会を務める」「リーダーを務める」「主役を務める」 「司会を務める」「リーダーを務める」「主役を務める」「業務を務める」などが、務めるを使った一般的な言い回しです。
「取り組む」には「熱心に物事にあたる」という意味があります。
努とは つぎに「努」という漢字をみてみましょう。
まずは敬語について復習しよう! 敬語は大きく分けて3種類! まず、敬語には3種類に分けられます。
「務める」と「勤める」の違いは、考えれば考えるほど微妙で、分からなくなります。
「務める」の例文 「自分が生徒会長になることができるとは夢にも思っていませんでしたが、こうしてちゃんと選ばれたということで、その任務をちゃんと全うしていきたいと思っています。
両者は「勤務」という言葉もあるようにお互いが似たような意味ですが、「勤」は「勤務」、「務」は「任務」としての意味を持っています。
難解なパズルの完成に 努める。