平家 物語 忠則 の 都 落ち - （２４９）平貞能の都落ち
（２４９）平貞能の都落ち
【平家物語の人物紹介】平忠度 ～一つの歌に「生涯の思い」を込める
平家物語 「忠度（ただのり）の都落ち」 現代語訳
梶原景季が生食を所望しますが、頼朝は摺墨を与え、生食を佐々木高綱に与えます。
いったん引いた景時は、子息景季の姿が見えないため、再び敵陣に駈け込み救出しました。
平家物語８ 平忠度の最期：熊野の説話
「黒＝原文」・「 青＝現代語訳」 解説・品詞分解はこちら 薩摩 さつまの 守 かみ 忠度 ただのり は、いづくよりや帰られたりけん、 薩摩守忠度は、（都落ちして、都を去った後）どこから（引き返して都に）お帰りになったのだろうか、 侍五騎、童一人、わが身ともに七騎取つて返し、五条 三位 さんみ 俊 しゅん 成 ぜい 卿 きょう の宿所におはして見給へば、門戸を閉ぢて開かず。
頼盛の邸が皇居となり、新都の造営も始められましたが、新都は京の都に比べて土地が狭く、事業はなかなかはかどりません。
第九巻解説
門（かど）を開かれずとも、この際（きは）まで立ち寄らせ給へ」 とのたまへば、俊成卿、 「さることあるらん。
＝「忠度であります。
第五巻解説
動作の主体である五条三位俊成卿を敬っている。
源氏は、範頼の率いる大手の五万余騎が昆陽野に、義経率いる搦手の一万余騎は三草山に進出します。
第五巻解説
ある者は磯部で寝て、別の者はえんえんと続く潮路を歩き続け、遠き道をわけすすみ、険しい道のりを耐えしのぎ、馬に鞭を打つ者もあり、船に竿をさす者もいて、皆、それぞれの心を持って、思い、思いに落ちていきました。
さらば いとま 申して」とて、 さらば＝接続語、それならば、それでは いとま＝名詞、別れ、別れの挨拶。
第九巻解説
「貞能はいまだ知らぬのか。
しかし、大赦により許されましたが、その後も世の乱れや君臣滅亡を吹聴したため、伊豆に流されます。
平家物語８ 平忠度の最期：熊野の説話
」とて、 ＝ここにあります巻物の中に、相応しい歌がありまし たならば、一首であってもあなた様の ご恩情をこう むって勅撰集に入集させて頂いて、草葉の陰（私が 死んだあの世）であっても嬉しいと存じましたなら ば、遠いあの世からあなた様をお守り申し上げるこ とに致しましょう。
宇度野の辺りで安徳天皇の行幸の行列に追いつきました。
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