しかし落とし穴はないのでしょうか・・・。
この血栓が脳につまると脳梗塞を起こします。
その電気をつくる〝発電所〟にあたる場所は洞結節と言って、〈図2〉のように、右房の上の方にあります。
心房細動とは 心臓は右心房と左心房、右心室と左心室の4つの部分に分かれています。
二つめは、心房細動では心房に血栓(血の塊)ができやすく、それが血流にのって脳などの動脈に流れ込んで、ふさいでしまう塞栓症(脳であれば脳塞栓症)を起こす可能性が高まることです。
過去に脳梗塞になったことがなければ、抗凝固薬を正しく服用していれば、どんなに長く心房細動が続いていても、たいていの場合、脳梗塞を予防できると考えてよいでしょう。
冷蔵庫で保存する。
(解説:田島 眞) 狭心症の発症リスクが約4割減|牛肉に多い「L-カルニチン」の作用 心筋梗塞など心臓発作が起きると、その後に再発したり、不整脈や狭心症などほかの心疾患を併発したりする人が多いのです。
思い起こしてみれば、15年ほど前の学生時代にも同じ症状が数ヶ月に1回程度、2年間ぐらいにわたり起こったことがありましたが、数分から数十分で収まっており、健康診断でも発見されませんでした。
また、カテーテルアブレーション治療によって治る病気ともいわれています。
次に、心房と心室の間にある房室結節という中継所をゆっくりと伝わり、十分に心房の血液が心室に送り出されたころに、心室内に一気に信号が広がり、心室各所が一斉に収縮して血液が送り出され、全身に血液が流れて脈拍を形成します。
(METsは1時間の運動量です) ということは、時速12kmを1時間、つまり1時間に12km程度を走る運動であれば心房細動のリスクを下げることができたとしても、この速度でフルマラソンを走りきったときのリスクについては分かりません。
一般的に発作性心房細動が進行すると持続性心房細動になるといわれています。
ところが、年をとったり、甲状腺機能亢進症などの病気になったりすると、この蓋が外れて変な場所から電気を流すようになります。
「特発性」が正しく、原因不明という意味です。
しかし、抗凝固薬を飲んでさえいれば、心房細動発作がすぐに止まらないからといって病院に駆け込む必要はないのです。