そう、本書は野球愛が具現化した一冊なのだ。
試合の結果、球団の順位、選手の好不調。
それがぎゅっと圧縮され、温かくて切ない物語の中に詰めこまれている。
ある日、遊の幼馴染の小日向響が風見学園に転入し、校則を勝手に解釈して「行動部」という部活動を立ち上げる。
選択肢によって変わるCGの登録はシーン回想からも可能。
鹿島理々は一途な人物として描かれており、彼女のルートでは特にそれが強く表現された。
なんてシンプルで強い想いなんだろう。
無所属。
メインヒロインの響とは従姉妹で、妹のように可愛がってきた響が立ち上げた「アクティ部」に入部するも、はじめのうちは響の勧誘を断る主人公をイヤな奴だと目の敵にするくらいです。
テレビ、ラジオなどでは飲食店や生産地についての知見を踏まえた、食トレンド/ニュース解説も。
『いつの空にも星が出ていた』講談社 佐藤多佳子/著 スポーツ全般にまったく関心がないのだけれど、スポーツを題材にした小説は好きだ。
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