こんな…いい子なのに、人は人を殺すんだね…。
そして彼のこの無邪気さが、漠然とした不安となって映画を覆っていく。
ただ単純に、友だちの助けになりたいと願った子どものことを、誰が責めれるというのだろう。
ラルフはお国に言われるがまま、そうすることが家族のためであり、別に知りもしない相手と仲良くする義理はないと思う。
また本作では設定上、収容所所長の家族が、についての知識が少ない。
ただそれだけのシュムールを、誰が責めるというのだろうか。
いつもお腹を空かせたシュムールを、助けたかったからサンドウィッチを届けた。
エルサがブルーノとグレーテルの将来を思い、子どもたちを引っ越させようとした矢先の、ブルーノの最後の探検。
第二次世界大戦、敵と知りつつ仲良くなった子供同士の友情を描いた物語。
そして二人はシュルームの父親を探し出します。
そんな気持ちを再確認するためにも、絶対これは見たほうがいいと思うよ。
すると施設の中に居る人は全員外に出ろと命じられてしまいます。
その日からブルーノはシュムエルに会うために何度も家を抜け出すが・・・・・・。
まだ8歳の少年。
二度とやらないと誓うために。
あどけない雰囲気と、子どもらしい話し方に癒された。