先に説明したとおり、調停委員からよく聞かれる内容というものがあるため、どのようなことを聞かれるのか、ある程度の予想はできます。
ご自身が強度の精神病にかかっている場合ではありませんので、注意が必要です。
親権者や面会交流など子どもに関する件で争いがある場合には、家庭裁判所調査官が、裁判官の命令により、適宜専門的知見に基づいて、夫婦どちらに親権を認めるのが子の福祉に資するか、子の様子の調査、子の意向確認など必要な調査を行う。
離婚調停とは 離婚調停とは、夫婦間の話し合いがまとまらず離婚ができない場合に、家庭裁判所に申し立てる調停のことです。
夫婦間でちょっとした喧嘩があったとします。
財産分与も養育費も、たくさん欲しいです。
(1)家庭裁判所に申し立てる 離婚調停は、家庭裁判所に申し立てます。
都合の良い方を選んで提訴すると良いでしょう。
調停委員に具体的にはいつなのかなど詳細を聞かれたときに困らないよう、しっかりと準備をすることをおすすめします。
出典| 株式会社平凡社 世界大百科事典 第2版について. ・相手に求める条件を書面化したもの ・離婚に至るまでの理由をまとめた書類 ・申立書のコピー ・離婚調停の呼び出し状 ・身分証明書・印鑑 ・銀行通帳 ・メモ用紙 ・財産分与の根拠となる書類・通帳 ・慰謝料請求する場合の証拠 ・控室での待ち時間をつぶせるもの 調停委員には自分で説明する必要があるため、スムーズに説明できるようにメモを準備しておくといいでしょう。
しかし、妻が幼児を抱えていたり、健康上の理由で北海道まで出向くのが難しいという事情があったりする場合もあるでしょう。
離婚調停は離婚について判断するための調停なので、質問事項も離婚や婚姻生活にまつわる内容になります。
(2)離婚訴訟を提起する 調停不成立後も離婚を希望する人は、家庭裁判所に対して離婚訴訟を提起する必要があり、裁判で離婚を認めてもらう必要があります。
一般的には、「姓の変更」や「本籍地」を決める妻側が離婚届を提出するケースが多いです。