さらにパラリンピックでも2004年のアテネ大会からシングルスで2つの金メダル、ダブルスで1つの金メダルと2つの銅メダルを獲得するなど、名実ともに世界のトップに君臨する国枝。
高校時代から頭角を現し始めて海外遠征に出向きましたが、ここで国内と世界のレベルの違いに衝撃を受け、その後より本格的な競技生活に入ることになりました。
2016年に右ひじの怪我が悪化し、手術で メスを入れています。
17年間使わずにいた足は、自分の体を支えることも困難だったことでしょう。
まだまだ日本では障がい者スポーツへの認知度、理解度は低いと言わざるを得ません。
若い頃にいた場所にはいられないけれど、同じようなところに違うカタチでいられる」と衰えることのない向上心を賞賛。
2015年全米オープンではシングルス2連覇6回目の優勝。
数々の栄光に輝いてきたレジェンド。
リハビリは 毎日自分 の限界を超えるトレーニングをします。
練習以外の3時間は、90分のトレーニング、1時間の会場での食事、送迎の30分。
「何を言っているんだ? 日本にはクニエダがいるじゃないか」 テニス界でも一目置かれ、車いすテニスの世界では 知らない人はいない国枝慎吾ですが、彼の持つ ラケットには 「オレは最強だ!」と刻まれています。
アマチュアのあなたが、せいぜい100球くらいを反復練習でやって、 「なかなかうまくなりません。
年齢:36歳(2020年8月現在)• それからも、毎朝鏡の前で 「俺は最強だ」と 叫ぶようになります。
国枝の隔離ホテルは、通常時なら全豪の大会公式ホテルだった。