殺してしまいたいほど憎く思う気持ちと、もう少し目の前で見守りたい気持ちと。
「そういえば、あの日クロに触ったら、静電気が走ったよ!」 「静電気くらい走るだろ」 クロはふわふわなので、帯電しやすいです。
「俺は、パパは死ぬと言った。
そのため、それは関係無いのではとルーカスは言います。
だから、アタナシアがママの顔が知りたいと言った時も、クロードに頼んでも大丈夫だとはっきりと言えたのだと。
突然のアルフィアス公の発言に・・・!? 隠してはいるけれど反皇帝派のレッドフォード家のカリオ公子でした。
なぜ、また面会に呼ばれたのかジェニットは不思議に思いましたが、それでも父親だと思っている皇帝からの呼び出しに、幸せを隠し切れずにいました。
編んだ髪に花をつけてリボンで結んでいるのを見て・・・困難で落ち着くのかというルーカス。
人の気持ちが理解できないルーカスは、その事に気付きません。
普段はありえない光景に戸惑うジェニットだったが、公爵がパターソン子爵に関係する話だといいとりあえず納得するジェニットだった。
クロードは10歳くらいだろうか。
好きなのに触れられないからね。
これも愛……… アタナシアはルーカスの心配を理解しながらも、「私、最近本当にアタナシアになったみたい」と不思議なことを言い始める。
陛下が大丈夫なのか気になるし、姫様にも会いたいと思うジェニット。
ジェニットは身を身震いします。
ほとんど自分の中から消え去っていたと思っていたダイアナ。