今度は逆に「角度」から「長さ」を求める応用を見てみます。
その道具の使い方や使い時がわかり、また、万が一のときには自分でもう一度その道具を生み出すこともできる。
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比較的日常生活でも見る機会がありそうな用途でしょうか。
この僅かな角度を測定します。
このとき次の公式(余弦定理)が成り立ちます。
しかし実際は、理系であればいかなる分野に進んでも、その分野の基本的な事象やツールが三角関数を用いて記述されています。
それでも三角関数と呼べるのか? 三角関数の代表的な性質が成り立つのかを次章で確かめます。
三角比や三角関数の問題を解いていくうえで、三角比の値は計算の道具だ。
距離を測る: 「角度」から「長さ」 前節は「長さの比」から「角度」を求める方法でした。
三角比といったら正弦定理と余弦定理です。
このようにして、エクセルを使用すると簡単にサインの値を求めることができました。