小説投稿サイト「」にて実施されていたコンテスト「モノコン2019」の「ソニーミュージック賞」を受賞した小説を楽曲化するために結成された。
二人で手を取り合えば、俗に言う「幸せ」に近づいていけると信じて疑っていないのです。
全ては 「魅力的な君」のため。
なので、共感できる言葉をわかりやすくピンポイントで配置して、より物語の中に入っていきやすいようにするということは、曲を作る上で意識してます」(Ayase) 「Ayaseさんから新しい曲が届くたびに思うのは、たとえば『ありがとう』とか『愛してるよ』など、使われすぎていて自分で使うのはちょっと躊躇してしまうような言葉を、ありふれた形ではなく必ず伝わる言葉として曲の中で使われていることが多いところです。
こちらも同じく「モノコン2019」で大賞を獲得した、いしき蒼太による小説「夢の雫と星の花」を原作にしている。
小説の要点もおさえつつ解釈を行っています。
「ボーカロイドのシーンは閉鎖的なところもある。
「THE FIRST TAKE」は2019年11月にスタートしたYouTubeチャンネル。
「YouTubeチャンネルの『THE FIRST TAKE』で動画が出たタイミング(5月15日)は、かなりターニングポイントだったなと感じています。
そうやって2個、3個と奥行きがある構造になっているところが、人にオススメしたくなるポイントになっているのではないかなと思います」(Ayase) 音楽に限らず、どんなものでも何かを広めようとしたとき、熱量のある口コミや二次創作が影響力を持つ今の時代において、「受け手に深く理解させる」というのは重要なポイントだ。
それでは夜に駆けるの歌詞の意味を紹介していきます! 沈むように溶けてゆくように 二人だけの空が広がる夜に 「さよなら」だけだった その一言で全てが分かった 日が沈み出した空と君の姿 フェンス越しに重なっていた 引用元: まず冒頭の部分ですが、先ほど紹介した小説のあらすじを見れば分かるように、 「 死にたい(さよなら)とラインしてきた彼女を見にいった時の様子」を表現していますね。
小説を音楽にするといってもチームみんな手探りの状態だったので、正直、この速度感でここまでの規模にできるとは思ってなかったです」(Ayase) 彼らが「夜に駆ける」がヒットしているという手応えを感じたのは、公開してから約半年後だった。
日本放送協会 日本語 , , 2021年1月11日閲覧。
初めて会った日から 僕の心の全てを奪った どこか儚い空気を纏う君は 寂しい目をしてたんだ いつだってチックタックと 鳴る世界で何度だってさ 触れる心無い言葉うるさい声に 涙が零れそうでも ありきたりな喜びきっと二人なら見つけられる 原作小説で描かれていましたが、主人公と君が関係を持ったのも、飛び降りようとする君を引き止めたことがきっかけでした。
みなさんが日々生活している中での心の内側に触れられるのは、ちょっとダークなものなのかなって。
原作小説「タナトスの誘惑」の中では 生に対する欲動に支配される人間と、死に対する欲動「タナトス」に支配される人間が存在する。