台所にある包丁でも使うならともかく、しゃもじや擂り粉木で切腹などできるわけがないだろっ! 「多分に大丈夫だろう」、 「多分に出資が得られた」などの言い方で耳にしたことのある人もいるはずです。
多聞櫓。
「御多聞に漏れず」や「ご多分に洩れず」と表記されているケースもありますよ。
3の方に倣えば、「ご多忙に漏れず」は、「相変わらず忙しく」といった造語になるでしょうか(笑)。
」 「多分にね」 「来年は多分実家に帰るよ」 このように曖昧な感じを表すことができる言葉なので、意識していると本当によく使う言葉であることが分かってきます。
」「私たちは多分大丈夫だ。
「多分明日は雨だろう。
使い方は• 言葉の分解をしていくと、「ご多分=ほかの大勢、大多数」から「漏れず」なので、「大多数の中にいて突出しない(漏れない)=他と一緒で変わらない」という意味合いとなるのです。
同様に• being no exception(例外なく)• 多聞であることを、仕事や人生に活かしていきたい。
でも、不景気みたいなネガティブな流れに関しては、ご多分に漏れるような形でがんばっていきたいと思う今日この頃です。
意味は、自分の意見を持たずに、ただ大勢の人たちにつき従う連中という意味です。
もちろん、良い流れには乗った方が絶対いいですよね。
肯定的な言葉ま会話の中に 「多分 に 」をつけてしまうことは、話している人の心の中に、自信を持てることがなく、 「そうなって欲しい」という 「願望的な思い」が存在することから、自分自身の発言に責任を追わなくてもいいようにしていることが多いように思えるのです。
彼は、生涯宗教色の濃い絵ばかり描いていましたが、この絵も 御多分に洩れずキリストが生まれたとされている厩(うまや)の絵です。
つまり、 「世間一般から漏れる(外れる)ことがない状況」を表しているのです。
多分なご配慮をいただき、心より感謝申し上げます。