先ほど述べた、「四十肩かと思いきや腱板断裂だった・・・」というようなケースが実際にあるということと、四十肩でもエコーやMRIで炎症を起こしている部位などを見つけることができるというのが理由です。
ですから手術を受けた患者さんには覚悟を決めてリハビリテーションを頑張ってもらわなければなりません。
その場合は腱板断裂の手術と同様に強い糸で縫合したり、骨に糸付きのネジ(アンカー)を挿入して縫合したりします。
意外と多いんですね、「肩じゃなくて腕が痛いんです。
映像を見ながら保本先生の説明を受け、全く不安はありませんでした。
・ドロップアームtest 肘関節を伸展させて腕を横にあげた状態を保ちます。
場合によっては関節が動かなくなることもあります。
状態を保てるようであれば、Dr. 「整形外科に行っても湿布もらって、薬もらうだけだから・・・」そう思うのも無理はありません。
入院期間としては最短は2泊3日ですが、リハビリをしっかり行いたいという場合に1週間くらいは入院継続していただくことも相談いただけます。
四十肩(五十肩)に対して針を用いる場合、狙っている効果としては、もともとの針治療の考え方である、 体の本来持つ治ろうとする力を助けるというのがメインになるでしょう。
石灰の周囲の炎症を起こしている部位にステロイドを注入 当然のことながら 石灰の周囲に炎症が起こっています。
もしくは、痛みがどうしてもしつこいという方もおられます。
もちろん痛みによって動かせない場合は、湿布を貼ることによって痛みが軽減し、肩が動かせる場合もあります。
) ということで、今回は肩に石灰が溜まった状態、診断名 「石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)」に対する注射について解説していきたいと思います。