視覚異常、視野狭窄などの眼症状・嗄声、鼻閉、くしゃみ、咽喉頭の掻痒感、胸部の絞やく感、犬吠様咳そう、呼吸困難、喘鳴、チアノーゼなどの呼吸器症状• 1 原因である可能性の医薬品の投与を継続中であれば、ただちに中止する。
改善が無ければ同様の手順を繰り返す。
1回0. 3 応援(救急車)を要請する。
上記処置にて治療抵抗性の場合,気管挿管や、喉頭浮腫が著明の場合には気管切開を考慮する。
本通知には、薬剤調製、接種時の具体的な注意点が記載されており、以下に一部抜粋する。
8 発現症状別の対応のポイント以下に、発現症状別のポイントを補足するが、薬剤によるアナフィラキシーの治療はアドレナリンの筋注が第一選択である。
判断が必要な疾患と判別方法 アナフィラキシーの症状に類似する疾患・症状と主な鑑別のポイントを下記に示す。
頻脈、不整脈、血圧低下などの循環器症状• 5 分後に改善がなければ0. (4)患者や家族等、並びに医療関係者が早期に認識しうる症状 初発症状は、じんま疹や掻痒感、皮膚の紅潮・発赤などのことが多いが、一部の症例では皮膚症状は先行せず、下記の症状から出現することがあるので注意が必要である。
胃痛、吐き気、嘔吐、下痢などの消化器症状• (3)投薬上のリスク因子 あらゆる医薬品で発症する可能性がある。
8mLを加え、白色の均一な液になるまでゆっくりと転倒混和する。
注射薬(特に血管内投与の場合)では症状発現が早く、経口薬の場合は吸収されてからアレルギー反応が生じるため症状発現がやや遅れて出現することがある。
・トジナメラン(有効成分) ・[(4-ヒドロキシブチル)アザンジイル]ビス(ヘキサン-6,1-ジイル)ビス(2-ヘキシルデカン酸エステル) ・2-[(ポリエチレングリコール)-2000]-N,N-ジテトラデシルアセトアミド ・1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン ・コレステロール ・精製白糖 ・塩化ナトリウム ・塩化カリウム ・リン酸水素ナトリウム二水和物 ・リン酸二水素カリウム そのほか、注射による心因性反応を含む血管迷走神経反射としてあらわれる失神への対処、妊婦または妊娠している可能性のある女性への接種の考え方なども記載されている。