ひとつは、 「玉や金属、宝石などが美しく冴えた音で鳴るさま」「そのような美しい声」という意味です。
「候う」または「候ふ」です。
【例文】 ・A社の対応は むべなるかな、と感じている。
TOP画像/ c Shutterstock. 『源氏物語・若紫』にも「さもあることと皆人申す」という一節があります。
「さもありなん」の注意点は以下の2つです。
よほど目に余るケースを除き、避けたほうが良いでしょう。
そのため、職場や仕事で使う時は相手が理解しやすい「当然だ」「それもそのはず」などの類語に置き換えてもよいでしょう。
「あり」は補助動詞、 「な」は完了の助動詞の未然形、それに、 推量の助動詞「ん(む)」がつながります。
ですが 「さもありなん」は古語が現代にそのまま残った言葉であり、どこかの方言というわけではありません。
「さもある」の形でも古文ではよく使われます。
古文の中で使われる言葉です。
手紙では冒頭に時候の挨拶をする、というマナーがあります。