こうした空気は、ママがげっぷを出してあげて体外へ排出しますよね。
多く飲み過ぎたから 大人の場合、満腹中枢というものが働いて「お腹がいっぱいになった」と認識します。
とくに低月齢の赤ちゃんほど胃の機能が未発達なので、母乳やミルクを飲んだあと、口の端からたらたらと吐くことがあります。
そのため、大量に吐き戻してしまうことは実はよくあることです。
かなりの量をもどすとのことですが、吐瀉物は意外に量が多く感じられるもので、実際にはさほどの量ではないはずです。
吐物が凝固乳汁で1日5~6回の嘔吐であれば、生理的嘔吐と考えられるでしょう。
心配不要の例を以下に記載します。
この幽門の筋肉が分厚くなって出口を狭くし、胃から腸へ通り道が狭く、通りづらくなってしまう病気です。
もともとミルクを吐きやすい形状をしているので、たいていの場合は吐いたとしても心配はいりません。
それでも改善しない場合には精密検査が必要でしょう。
嘔吐が生理的なものか病的なものかの見極めのポイントとして、 吐物に血が混じっていないか、体重増加は順調か、脱水の傾向はないか、発熱・黄疸・腹部膨満などはないか、便秘・下痢はないか、頻繁に吐いていないかなどの点が重視されます。
中枢神経系の異常には脳浮腫、水頭症、頭蓋内出血などの場合があります。