「たとえば、地下の施設を作るために掘り出す土の量がどれくらいなのか、あるいは壁の設置に必要な生コンクリートの量はどれくらいなのか、建設現場ではいろいろな数量を正しく知る必要がつぎつぎに出てきます。
しかし、バタバタする現場の忙しさのなかでも、きちんと間違わないように計算することが何よりも大事になってきます。
この操作を3回行います。
このようにして、エクセルでのヘロンの公式の計算ができるのです。
ヘロンの公式の部屋 ヘロンの公式(幾何的証明) 三角形の三辺の長さ a,b,c が分かっているとき、三角形の面積Sは、 と表せる。
分数の入力書式• 」 特別な能力はいらないけれど、地道に計算して愚直に確かめる。
このリズムから導き出されるとっても便利な公式。
所長からの指示は、『十分に安全で、とにかく安く作れ』というものでした。
「しかし、必要以上に丈夫過ぎるものを作ってしまっては、逆に撤去が大変になったり、費用がたくさんかかったりしてしまいます。
よく若いときは、先輩から『計算は何回もチェックしろ』と言われました。
今日も建設現場のそばを通りかかったので、邪魔にならないように、しばし遠くから見学してしまいました。
」 栃木さんは、構造物の図面を引いては、想定される大きな力がどこにどれくらい集中するかを計算で求め、それを分散させるには支柱などの部材をどのように入れればよいのか、これも計算していったとのこと。
その設計を私が担当することになりました。
栃木さんも、これまでたくさんの計算をしてきたそうです。