これにより、Lonzaが持つ高品質な細胞生産技術のノウハウを取り入れ、同社の光学技術および画像解析技術を活用し、再生医療用細胞などの受託生産事業を進める方針だ。
ニコンの光学・精密制御技術と、LSIメディエンスの医療領域でのリソースを融合し、新機器の開発や市場開拓を推進する。
2014年に医療分野への本格参入を表明し、動きを活発化。
ニコンはいかにして、次の経営の柱を育てるのか。
「10年前から考えてきた」-。
試薬メーカーなど関連する企業との協業も検討していく。
とにかく、アメリカが進んでるから何かやってこいという感じで、あまり事前の取り決めはありませんでした。
5月に再生医療用細胞の生産で世界最大手のスイス・ロンザと提携し、細胞受託製造を始めると発表するなど、幹細胞事業では徐々にその端緒が見えてきた。
さらにニコンは、再生医療用細胞等の受託製造事業の参入により、日本の再生医療実用化の早期実現に貢献するとともに、ビジネスドメインと周辺技術を拡大していきます。
1 ;box-shadow:0 2px 8px rgba 0,0,0,. 5;color: 565e65;font-weight:700;-ms-flex-positive:1;flex-grow:1;line-height:1. その事業開発を推進してきたのはインストルメンツカンパニー 事業企画部 新事業推進課 マネジャー 清田泰次郎氏。
ニコンの本気度は伝わるのか。
Lonzaの再生医療用細胞受託開発・製造の経験、Good Gene, Cellular, and Tissue-based Products Manufacturing Practice GCTP およびGood Manufacturing Practice GMP に適合した最高レベルの製造設備・オペレーション・品質管理システム(日・欧・米3極に対応)が、NCLiの基盤となっています。
2019年10月には、大学病院等の医療機関で再生医療に関する臨床研究や自由診療で用いる、「再生医療等安全性確保法」に基づく特定細胞加工物製造許可を取得しました。
管理部門が様々な手順や運用方法を定め、実務部門がそれらの教育を受け、実務を執り行う。
当時ニコンは半導体の露光装置であるステッパーが非常に好調でした。
NCLiの最大のミッションは、日本に信頼性の高い再生医療用細胞受託開発・製造のインフラを構築し、世界最高レベルの再生医療用細胞、遺伝子治療用細胞を日本のお客様に提供することです。