彼の後釜としてパク家の家庭教師になったのも、ジヘと付き合うことにしたのも、ミニョクになりきるためだったのではないでしょうか。
インディアンといえばアメリカ先住民族で後からやってきた白人にその土地を追い出されてしまいましたが、ここでは豪邸の前の持ち主の時からこの家にいた家政婦が、後から来たキム一家に追い出されてしまいます。
俺もここで元気にしてる。
そして問題の最後のシーン。
」と言っていたにも関わらず、あの地下室に再び入ることを決めたのだ。
ドンイクは何とも形容し難そうに、 「地下鉄のにおいというか、何か独特な・・」 と例を出そうとするものの、それを言葉にはしなかった。
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それは消息不明中の父が地下シェルターに隠れていることを表していました。
そして本来なら関わるはずのない貧困層に対して、無意識に嫌悪感や差別的な感情を抱いていたのです。
妹のヨンギョを、大学の後輩という体でダソンの家庭教師として付け、パク家から搾取しようと画策したのです。
本作を未見の方は、観てから読むことをオススメします。
『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』『スノーピアサー』に続き、今作はポン・ジュノ監督作品では4作目の出演です。