あまり知られていない昆虫ですが、毒を持っていたり幼虫はハナバチの巣に寄生したりなど面白い生態をしています。
ところで正面からみたこの一枚。
カミキリモドキと同様の毒を持っているので、触ると炎症を起こすことがあります。
たまたまハナバチのメスに取り付けたものだけが、ハナバチの巣に侵入し、そこで卵や花蜜を食べて成長できると考えられています。
種の特徴 体長12〜30㎜。
ハチ目とハエ目には多くの寄生性の種があり、その中には親が卵を宿主に産み付けない種が多数含まれる。
古田公人、「クスノハムグリガ個体群の密度調節機構」、 1970 、日本応用動物昆虫学会誌 14 2 ;p. この幼虫は花に移動し、ハナバチ類がやを集めに来るのを待ち、ハチが来るとその体の上に移動する。
一色周知監修、『原色日本蛾類幼虫図鑑(下)』、 1969 、保育社• この類のは以下のようなものである。
注 ブユと書いてしまいましたが、これはダニカの仲間のようです。
たとえばアリヤドリコバチ科 Eucharitidae の雌は宿主であるアリの巣からやや離れた葉の上などに産卵し、孵化した1齢幼虫は全身をキチン板で覆われ、多くの棘状突起を持ち、乾燥に耐え、また一定の運動能力を持つ。
これがかつて媚薬として使われていたという。
興味を持った人は是非書籍などもいくつかあるので見てみてくださいね!. 船本、大橋 2017 ,p. これはその後にもう一度脱皮し、再び退化した歩脚や顎を持つ7齢幼虫となるが、これは移動も摂食も行わず、次の脱皮で真のとなる。