だけど、主人公とそのお相手男子の恋愛の進み方が可愛らしくてエモさもあっておすすめです。
吉村明美さんの作品に多い、ヒロインの不幸のどん底スタートが魅力的。
そこで出会うのはさらなるライバルであり、友人たち。
ショックを隠せない年下男子、むちゃくちゃ可愛いです。
彼女が密かに恋するのは、バイト先のフェミレスの冴えない中年店長・近藤だった。
このマンガは1話ずつのオムニバス作品で、タイトルの通り、ラブレターがテーマの作品となっています。
見た目も成績もすべてがパーフェクトな男性高校生が、二次元以外に興味がないオタクの女性教師を一途に(もはや狂信的に)思い続けるというストーリー。
すずめは恋愛が初めてで、先生への一途な想いを戸惑いながらも抱き続けます。
そんな理想のオネエ・小柳が出てくるのが『やわ男とカタ子』です。
はぐみは森田さんに恋していたし、2人は両想いでしたが、互いに『やりとげなければならないモノ』を持って生まれてしまった人間。
そんな彼に対する気持ちが憧れか恋か、自分でもわからないけれど、「恋であってほしい、恋がいい」と勇気を出して新しい世界に踏み込んでいこうとする雪の姿にキュンとなる作品です。
キュンキュンするときの心理 「キュンキュンする」ときには、自分の意思ではなく、体が自然にそうなってしまいます。
罪の意識から自分の身体を雑に扱う日向子を支配するように付き合う男・滝沢や、家族を壊した姉を憎む妹・瑞樹など、周囲を巻き込みながら進むふたりの恋はどこへたどり着くのか。
また、 恋人としてだけでなく、姉弟としても和解していく家族ものとしての側面も魅力です。
言ったら相手が困るだろうと思いつつ、自分がその想いを持ち続けることに耐えられなくなった弱さや、その結果相手が自分のことで頭をいっぱいにしてくれただけで満足してしまう身勝手さがこの恋にはあるなぁ、と大人になった今読むと感じます。
甘々な物語に胸キュンする女子は多いはず。