まあ、ぜいたくをいえば、リアの接地感がに匹敵するくらいリアルで鮮明であればカンペキ……とも思ったが、逆にいうと、明らかなツッコミどころはその程度しかない。
選択されたモードに応じて、パワーステアリングのアシスト量や、スロットルの開度、トラクションコントロールの介入度合い、「SS」では磁性流体ダンパーの減衰特性など、8つの制御が切り替わる。
カマロのインテリアデザインは、やはり、長身で手足も長い西洋人が座って、低く遠い位置からながめてこそ、すべてがカッコよく見える設計なのは明らかだ。
リア回りも一新され、より良いエアロダイナミックのバランスを実現させ、また、テールランプはLEDを組み込んだ新しい形状になっている。
ブラックカラーのセンターデカールやブラックペインテッドホイールを装備し、ひときわスポーティでパワフルな印象に仕立てている。
中途での改良も多く、廉価グレードの追加や3. 左ハンドルのみ設定。
8L V6エンジン搭載モデルを除き、エンジンなど大半のコンポーネントは初代から引き継がれたもので、典型的なである。
今回、消費税変更に伴い、価格変更を行った。
メーターは2眼式で、中央部に「ドライバーインフォメーションセンター」と呼ばれる8インチのカラーディスプレイを装備。
マグネティックライドコントロールの可変ダンパーを装備する足まわりは最小限のダンピング変更で上質な乗り心地とハンドリングを実現している。
またインストルメントパネル、ステアリングホイールのデザイン、LT RSが新型V6エンジンとなり出力15PSアップ、約10kgの軽量化(それに伴う燃費の向上)、SS RSにパフォーマンスサスペンション(FE4)導入などの変更があった。
けれどもひとたびシートに収まるとしっくりくるのは、斜め後方以外は視界が良好で、車幅感覚もつかみやすいから。