政府与党内からは「まさに泣きっ面に蜂」(閣僚経験者)との悲鳴も漏れ、五輪問題が政局に直結しかねない。
昨年の都知事選でも小池対抗馬に丸川を担ぐ話が取り沙汰されたが、 要するに自民は「困ったときの丸川頼み」なのだ。
橋本さん、小谷さんあたりで本命を争うという感じ」と自身の取材から予想していた。
主催都市の東京や日本オリンピック委員会(JOC)も、「混乱が長引けば、国内の開催機運もさらに低下して、結果的に中止に追い込まれかねない」(都幹部)と危機感を募らせる。
IOC(国際オリンピック委員会)との関係も考えると他にはいない」と話す。
3メートルどころか、オンライン中継されているなかで滑ったのだから、これは笑えない。
でも知事の凄い晴れ舞台でしょ」と語った。
小池さんが都知事になってからも、経費削減の問題で森さんとバトルを演じた。
ただ、「トップが代わらないと、本気度が伝わらない」(政府関係者)との声も少なくない。
(引用:) 橋本聖子五輪担当相は現役時代、スピードスケートと自転車で夏冬計7回の五輪に出場した実績から日本オリンピック委員会(JOC)の副会長も務めていたという経歴をお持ちです。
そういうところ変えようと、森さんが一生懸命にやっていたことは間違いない。
IOCとの関係も考えると他にはいない」と待望論を展開する。
後任には日本サッカー協会相談役でJリーグ初代チェアマンの川淵三郎氏の名前がいったん浮上したが、選任過程が不透明との批判などから本人が受け入れを辞退し、次期会長人選の見通しは立っていない。
森喜朗元首相(左)が五輪組織委員会会長を辞任し、川淵三郎氏(右)が後任に就任する方向となった。