(3)契約解除事由 相手方が契約違反など、この条項で定めた解除事由を満たした場合は、契約をすぐに解除できることを定めます。
印紙税額を判断する際には、国税庁で発表している印紙税額一覧表を参考にしてください。
製本と言うと、しっかりとした表紙を作ることを思い浮かべる方もいらっしゃりますが、実は「 袋とじ」を作ったり、「 製本テープ」で本のようにしたりすることがビジネスでは一般的です。
また、両面印刷をして2枚程度になった場合は、あえて製本しなくても、それぞれの契約書に押印するだけでもOKです。
袋とじなら契約書の一部を差し替えようとすると、袋とじにしている背表紙をはがさなければならず、そうするとどうしても契約書が破損してしまうので、都合よく書き換えたものへの差し替えなどの 不正を防ぐことができるというわけです。
「契印」は絶対になくてはならないということはないそうですが、 改ざんを防ぐための大事なプロセスでもあります。
それを考えると、専門家にリーガルチェックを依頼しておく方が、リスクが回避され、長い目で見て無駄なコスト発生を抑えることができます。
以上、契約書の製本の方法でした。
書類が少しずつ接着面につくように軽く貼り付けていきましょう。
法務担当者としての個人的な経験でも、契約書を両面印刷にして送付した際、相手先に「片面印刷に直していただけますか」と言われたことも実際にあります。
つまり製本(袋とじ・紙とじ)というのはお客様や相手の立場にたって考えたときに手間をとらせないようにという点で判断すれば良いと思います。
袋とじの紙と契約書の用紙のどちらにも半分ずつ印鑑が残るように押せばいいのです。