企画原案: SOLD-OUT• 忌まわしき黒電話 現在40歳のF田さんは、高校2年生の時に初めてポケベルを手にしたそう。
しかし育未に対して「も愛情も後悔してない」と言う。
こんな世のなかになることを予想できただろうか? 少なくとも私(記者)は、ケータイ電話時代が到来する前に、まったく予想できていなかった。
告白のつもりが名前を名乗り忘れ、そのまま引っ込みがつかなくなったというオチ。
そんなポケベルも次第に進化を遂げ、数桁の数字がやりとりができるようになってからは、暗号のような語呂合わせが流行しました。
今のスマホ全盛では考えられないエピソードの数々……懐かしむか斬新に感じるかは、世代次第でしょうが。
一つの象徴的なメディアコンテンツがつくられて、大きな話題を呼びました。
いまやケータイ電話は1人1台の時代。
90年代に入ると、女子高生を中心に一大ブームとなり、数字を使った語呂合わせでメッセージを送るという暗号のような言葉遊びが流行します。
どんな立場のビジネスマンでも、自分なりに新しい企画を探すこと、は正しい姿勢です。
よくよく聞いてみると、その彼こそがあのポケベルメッセージの主。
そして、新しい企画を出すためにはそのターゲットに近い人の話を聞いてみることは正しい判断です。