緊急事態宣言の発令から間もなく2週間。
室蘭保健所によると、4月30日~5月6日1週間の管内の新規感染者数は31人だったが、7~13日は115人に拡大し、14~20日173人、21~27日168人と高止まり状態が続く。
患者との接触があったのは20人。
感染者はそれぞれ計16人、計12人となった。
同保健所は「不要不急の外出を控えて人との接触を極力避け、マスク着用や頻繁な換気など基本的な予防行動を徹底してほしい」と呼び掛けている。
道は24日、登別明日中等教育学校で生徒8人、教職員4人の感染を確認し、新たなクラスターに認定した。
4月以降の感染は計21人にのぼっている。
室蘭保健所によると、4月30日~5月6日1週間の管内の新規感染者数は31人だったが、7~13日は115人に拡大し、14~20日173人、21~27日168人と高止まり状態が続く。
19日から休校している浦河第一中は当初21日までだった休校期間を28日まで延長する。
室蘭市では20代男子学生と40代会社員男性の計2人。
流行している英国型の変異株は若者に対しても感染力が強いことから「全ての世代でこれまで以上に感染対策を強めてほしい」と強調する。
管内の27日まで1週間の人口10万人当たりの感染者数も42・9人と、前週の44・1人より1・2人減ったものの、道の警戒ステージ「5」の目安である25人を大きく上回っている。
平取町社会福祉協議会は同日、職員(ケアマネジャー)1人の感染が判明したため、24〜28日の5日間、訪問介護・居宅介護支援事業と福祉バス運行事業を休止すると発表した。
また、道がすでにクラスター(感染者集団)認定している浦河町の浦河第一中で生徒1人、新ひだか町の静内農業高で生徒1人の感染が新たに判明。