2)仕入れた会社から請求書が届く。
475円切捨てることになります。
これを失念すると検証にムダな時間を費やしてしまいかねません。
修正仕訳と正しい仕訳はセットでひとつの伝票で さて、洗い替え方式による修正処理は、「オリジナル仕訳の取消仕訳」と「あるべき仕訳」の入力となりますが、これは、ひとつの伝票で入力するのが理想です。
端数の処理方法が違う 消費税を計算したときに、 小数点以下の端数がでることがあります。
個別計上(積上げ)方式は、「決済の際に受領すべき金額について1円未満の端数を処理」する方式(旧消費税法施行規則22条第1項)ですから、端数の切捨て或いは切上げが累積します。
日常の経理実務では、仕訳の対象となる個々の会計事実について、その消費税法上の取引(課税、非課税、不課税など)を適切に区分し、仕訳に反映させています。
1,100万円 税込み)の売上を計上し、1,080万円回収、20万円が値引きということでしょうか。
6 仮払消費税・仮受消費税を単独仕訳として起票した場合の差異 仮払消費税・仮受消費税を税区分の自動計算ではなく、単独仕訳として起票されることがあります。
消費税率8%の費用として既に支払い済みのものにおいて、増税分(2%)が別途請求され支払った場合、以下のように仕訳します。
設備投資や高額な支出をした たとえば、太陽光発電などの大規模で高額な設備投資を行った場合や、不動産(土地などを除く)に多額の投資をした場合には、資産購入に際し支払った消費税額が売上げで預かった消費税額を上回ることがあり、この場合には消費税還付を受けることができます。
借方 貸方 預貯金 XXXX 未収消費税等 XXXX円 税込方式 税込方式の場合も税抜方式と同様に、還付金額は「未収消費税等(資産)」を使用して処理をします。
しかし、消費税取引についての判断は間違えていなくても、仕訳入力でケアレスミスが生じてしまうのが自動仕訳のコワいところです。
ここで、時間切れ等の関係で消費税の申告では課税売上10,000が正しいとして申告すると、これに係る仮受消費税は1,000になりますから、もしも正しい額が600だった場合に消費税を納めすぎということになります。